2024/11/10   17:40   更新時天気  曇り 気温  14.5℃

歩こう会で高岡市伏木の正法寺石仏群をウォーキング
2024/11/09

曹洞宗護国山正法寺門前


曹洞宗護国山正法寺本堂 富山県高岡市伏木一宮に境内を構える。正法寺の
創建は1932年に道前泰貫が御堂を造営し、石仏を安置したのが始まりとされ、
1938年に黙堂師(福井県永平寺町:永平寺68世)により開山されました。


名前の判らない御堂 道前泰貫の御堂?


四国霊場に倣い88体あると言われる


能登半島地震で倒れたのかコンクリートに苔が生えていない







大仏形の石仏 このタイプが最も多い


メインルートは二上山万葉ラインへ出る


別ルートの石仏 別ルートは万葉ラインと別れて気多神社への車道へ出る


HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


富山地方鉄道富山港線岩瀬浜駅を発車した0606環状線グランドプラザ前行き
2024/10/11 撮影
1920 X 1080


今日の列車(富山地方鉄道線)

電鉄富山駅に到着する14760形上滝線到着列車 2022/03/16 撮影
1920 X 1080


木曽川水系木曽川 大井ダム湖 恵那峡  ダム湖100選
2010/12/05 撮影 

恵那峡国際ホテル(現:湯快リゾート)裏から遊覧船乗船場とさざなみ公園
1920 X 1080


今日の植物

射水市の長栄寺のサザンカ 2014/12/27 撮影
1920 X 1080


県水産研のノドグロ「雌化」割合増 大豆成分配合の
餌で稚魚飼育
2024年11月9日  05:00
 高級魚アカムツ(ノドグロ)の放流に取り組む県水産研究所(富山県滑川
市高塚)は、人工的に育てた稚魚が雌になる割合を高める技術確立に向け、
一定の成果を得た。従来は100%近くが雄になっていたが、大豆イソフラ
ボンを餌に混ぜて食べさせることで1割が雌になった。同研究所は、海に放
流する稚魚を卵から育てる「栽培漁業技術」の研究を進めており、水揚げま
でのサイクルを確立することで漁獲量向上につなげていきたい考えだ。

 アカムツは水深100〜200mに生息する。時期によっては1kg当た
り1万円以上で取り引きされるが、県内の漁獲量は年間10〜20トン程度
と少ない。同研究所は漁獲量を増やして漁業者の収入アップにつなげるため、
2011年に栽培漁業技術の研究に着手。2013年度に初めて稚魚の育成
に成功し、年間数万匹を富山湾に放している。

 ただ、アカムツの生態は不明点が多い。雌の方が大きくなる傾向が高く、
漁獲量や取り引き価格アップが期待できるものの、人工的に育てた稚魚のう
ち98%ほどが雄になってしまうという性別の偏りが課題になっている。雄
ばかり放流することによる生態系への影響も懸念される。

 同研究所は他の魚種の「雌化技術」を参考にしながら研究を進め、ウナギ
やチョウザメの養殖に活用されている大豆イソフラボンを用いた手法に着目
した。2021年から放流サイズの5cmに育つまで、粉末の大豆イソフラ
ボンを餌と一緒に与える方法を取り入れたところ、1割が雌に成長した。

 福西悠一主任研究員は「飼育者に負担をかけず、雌の割合を増やす方法が
分かったのは大きな成果」と強調する。将来的に雄と雌の割合を5対5にす
る目標を掲げており、さらに研究に取り組む考えだ。

 雌の割合を高める技術に加え、同研究所はこれまで卵から稚魚に安定して
育てる方法や、ふ化から放流までの飼育期間を5カ月間から3カ月間に短縮
するなど、さまざまな生産技術を確立してきた。地域水産業の発展に大きく
貢献したとして、11月7日に長野市で開かれた全国水産試験場長会全国大
会で研究チームが会長賞を受賞した。

 代表の福西主任研究員は「地元漁業者や水産庁をはじめとした多くの協力
のおかげ。受賞を機に、事業化に向けてさらに研究に取り組み、地域に貢献
したい」と話している。

飼育するアカムツの稚魚を観察する福西主任研究員=富山県水産研究所
記事・画像:北日本新聞から