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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


のと鉄道穴水駅に停車中のNT211ポケモンラッピング車  2024/09/07 撮影
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今日の列車(富山地方鉄道富山市内軌道線)

富西町を発車した8003南富山駅前行き 2018/10/05 撮影
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宇奈月ダムうなづき湖の紅葉 

尾の沼公園駐車場から黒部峡谷鉄道線 2010/11/16 撮影
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今日の植物

富山市婦中町安田の安田城跡のコスモス(秋桜) 2014/09/27 撮影
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南砺菊まつり」終幕 2023年の開催が最後、
2024年は開かず
2024年10月19日  05:00
実行委高齢化で存続困難
 毎年11月に南砺市福野地域で開かれてきた「南砺菊まつり」が、昨年の
開催をもって終了することになった。実行委員会の中心を担ってきた同市菊
花協会の会員の高齢化などに伴い、イベントの維持が困難になったため。旧
福野町時代から40年以上にわたり「菊の里・福野」をアピールしてきたイ
ベントは、静かにその幕を閉じることになる。(石田大成)

 福野地域は、旧福野町時代から電照ギク栽培が盛んな土地。スプレーギク
の栽培にも力を入れ、福野町園芸植物園(現・市園芸植物園)ではこれまで
70種類以上の新品種を開発。全国から注文が寄せられるなど、一大産地と
なっている。

 イベントは町花でもあるキクを用いた町おこしの一環で、1982年に
「福野菊まつり」として初開催。2万本を超える色鮮やかな大菊や、小菊を
組み合わせた五重塔などの造形菊が呼び物となり、多くの来場者を魅了して
きた。

 福野町を含む8町村が合併し、2004年に南砺市が誕生した後も愛好家
らでつくる市菊花協会が実行委員会の中心となり継続。2009年には同実
行委が北日本新聞文化賞を受賞した。

 北陸の秋を彩る祭典として市を代表するイベントになったが、近年は協会
員の高齢化や人員減少にコロナ禍が重なり、年々規模が縮小。運営資金の調
達も難しくなり、市の補助金への依存が続いていた。

 最後の開催年となった昨年末から、市と実行委が今後の方向性を話し合い、
今年以降の実施を取りやめることにした。市菊花協会も解散を決めた。

 協会の理事などを務め、長年菊まつりに携わってきた高瀬英明さん(86)
は「若い人がイベントを継いでくれればいいが、愛好家も減ってきている。
(終了は)寂しいが、人がいなくてはどうにもならない」と肩を落とした。
記事:北日本新聞から

色とりどりのキクが並ぶ昨年の菊まつりの会場。実行委を担う市菊花協会の
解散などもあり、終了することとなった (2023/11/04) 南砺市園芸植物園
昨年は開幕日の翌日のためか菊が咲きそろっていなかったため以下の画像は
2016/11/04撮影のもの、この年も11月3日開催


南砺菊まつりのシンボル菊の五重塔


砺菊まつりの本館展示 大輪切り花


砺菊まつりの野外展示 入口付近から本館側 通路両側に仮設展示ブース


仮設展示ブース 大輪鉢植え菊


仮設展示ブース 懸崖菊


仮設展示ブース 大輪鉢植え菊