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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


七尾市 のと鉄道西岸駅に咲くムクゲ(木槿)     2024/09/07 撮影
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今日の列車(JR西日本氷見線・城端線)

城端線福光駅に到着するキハ40+キハ47形城端行き 2024/05/04 撮影
キハ40 2136+キハ40 36 339D
1920 X 1080


今日の動物 

射水市新湊大橋西桟橋のトラ猫 2023/02/22 撮影
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今日の植物

氷見市あいやまガーデンの薔薇 ダブル デライト 2014/06/21 撮影
1920 X 1080


富山地鉄路線維持へ応分負担を確認 沿線7市町村首長
初会合、県に参画要望
2024年9月25日  00:17
富山地方鉄道の鉄道3路線の持続可能な運営を巡り、沿線7市町村長によ
る初会合が9月24日、富山市役所で開かれた。路線を維持・活性化するた
め、各自治体が応分の費用を負担する方針を確認。県の参画を求める要望書
を、30日にも新田八朗知事に提出することに合意した。再構築事業や費用
負担の割合など、具体的な支援策の議論には至らなかった。

 冒頭を除き非公開で、終了後に藤井裕久富山市長と中田邦彦富山地鉄社長
が報道陣の取材に応じた。

 藤井市長は「新型コロナ禍を経て、利用客が戻らない鉄道線を支援してい
こうと意思統一した」と説明し、30日にも他の首長とともに県に要望書を
出すとした。中田社長は「鉄道線の赤字は一企業では支えられないと説明さ
せてもらった」と話した。

 富山地鉄の鉄道3路線を巡っては、沿線7市町村の課長級職員による会合
が2〜8月に計4回開かれ、課題を整理してきた。この日の会合では、
〇 将来的な運行主体
〇 あいの風とやま鉄道との並行区間の取り扱い
〇 再構築の必要性▽支援の負担割合
など検討課題を共有した。

 再構築については舟橋貴之立山町長が12日の町議会で、富山地鉄が所有
権を持ったまま自治体が施設整備費を負担する「みなし上下分離方式」を導
入する見通しだと発言。県は同方式の場合、事業費は約600億円で、県と
沿線7市町村の負担はそれぞれ約150億円になると試算している。

 この日の会合では議題にはならず、藤井市長は「支援に向けた具体的な話
はまだ。再構築については次のステップだ」と述べた。

 出席した首長によると、会合では「再構築を議論する前に赤字をどうする
かの協議をすべきだ」との意見が出たという。ある首長は「どのように話し
合いが進むか全く分からない。先は長い」と話していた。

富山地鉄の支援について協議した首長会議=富山市役所
記事・画像:北日本新聞から


富山地方鉄道が運行する電車     稲荷町車両基地