2024/09/17
10:55
更新時天気 晴れ 気温 31.7℃
HP「北陸の私鉄」今日の壁紙
庄川用水合口ダム堰堤付近にある庄川水記念公園の噴水
2024/08/09 撮影
1920 X 1080
今日の列車(JR西日本氷見線・城端線)
越中国分駅に停車中のキハ47形氷見行き 2023/09/09 撮影
キハ47 36+キハ47 1091 537D
1920 X 1080
今日の動物
射水市下条川のカルガモ 2022/04/08 撮影
1920 X 1080
今日の植物
氷見市あいやまガーデンの薔薇 ミスターリンカーン 2014/06/21
撮影
1920 X 1080
語り部列車、出発進行 のと鉄道、被災地の今伝える
2024年9月17日 05:00
能登半島地震で被害を受けた石川県の第三セクター、のと鉄道は16日、
被災の実態を乗客に話す「語り部列車」を初めて運行した。地震以前に運行
していた観光列車の乗務員が自らの被災体験を交えながら、復旧状況など
「能登の今」を伝える取り組みが始まった。
普通列車に増結した貸し切り車両で、穴水―和倉温泉間を走る35分間、
愛知県からのツアー客15人を前に、倒壊家屋や津波被害などの写真を載せ
たパネルも使って被災状況を解説。のと鉄道の被害も説明した。
「能登中島駅に停車していた列車内で大きな揺れに見舞われた」。語り部
を務める宮下左文さん(67)は元日、観光列車に乗務中だった。津波から
逃れるため、近くの高台に乗客を誘導。「ラジオの情報を聞き、ただならぬ
状況だと認識した」。乗客を帰す段取りを付け、翌日夜に自宅に戻ったが、
家は全壊していた。
車窓から見える住宅の黒瓦屋根は、宮下さんが「自慢の風景」と紹介する
が、ブルーシートが張られたままで「どこもかしこもこの状態。解体も足踏
みしている」。道路や農地の被害にも触れ「元に戻るにはまだかかるが、能
登を忘れないでほしい。また来てくだいね、まっとんね(また来てください
ね、待っているね)」と方言を交え、涙ながらに訴えた。
愛知県豊橋市から訪れた竹内正和さん(68)は「倒壊家屋がそのまま残
っている状況を見て、もっと早く解体できないのかと感じた。今後もできる
範囲で被災地に協力したい」と感想を話した。
運行に先立ち、宮下さんら語り部3人は7月、岩手県の三陸鉄道を訪れ、
東日本大震災の教訓を伝える「震災学習列車」のノウハウを学んだ。宮下さ
んは「三陸は復興が進んでいるが、能登は被災したままの状態も広がってい
る。目の前の能登を、これからも伝えていきたい」と力を込めた。
のと鉄道の「語り部列車」で、乗客を迎える宮下左文さん(右端)
16日午前、石川県穴水町の穴水駅
のと鉄道の「語り部列車」で、津波被害の写真を載せたパネルを乗客に
見せる乗務員
記事・画像:北日本新聞から
ピカチュウ車両に歓声 のと鉄道、ラッピング列車出発
2024年8月02 05:00
能登半島を走る第三セクター「のと鉄道」は1日、被災地の子どもたちを
元気づけようと「ポケットモンスター」のラッピング列車の運行を始めた。
穴水駅(石川県穴水町)で開かれた出発イベントでは、地元の保育園児らが
一日駅長を務め、記念撮影した。
人気キャラクター「ピカチュウ」などの絵が施された車両が車庫から出る
と「かわいい」「乗りたい」と歓声が上がった。金沢市から家族で乗りに来
た浅川知輝さん(9)は「好きなキャラが車内にいるかもと思うと楽しみ。
何回も乗りたい」と声を弾ませた。
のと鉄道のポケモンラッピング列車の出発式=1日、石川県穴水町の穴水駅
記事・画像:北日本新聞から
NT211ポケモンラッピング車 穴水駅2番線到着列車
NT211ポケモンラッピング車 穴水駅2番線到着列車
NT211ポケモンラッピング車 能登中島駅2番線停車列車
NT211ポケモンラッピング車 能登中島駅2番線停車列車
NT211ポケモンラッピング車 車内
NT211ポケモンラッピング車 車内
ポケモンが描かれた駅名標
待合室のポケモンパネル