2024/07/31
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙
射水市 富山県立大学「ひまわり迷路」のヒマワリ 2015/07/31
撮影
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今日の列車(高岡−射水LRT万葉線)
万葉線西新湊駅を発車した7076高岡駅行き 2022/10/26 撮影
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今日のダム湖
下呂市金山町岩瀬にある中部電力馬瀬川第二ダム 県道86号線から堰堤
2010/08/02 撮影
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今日の植物
南砺市小原ダム湖畔のオオタニウツギ 2014/05/25 撮影
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災害廃棄物を火力燃料に 能登半島地震の 北陸電力、
木くず加工
2024年7月31日 05:00
能登半島地震で大量に発生した災害廃棄物の処理が課題となる中、北陸電
力は倒壊家屋の木くずを七尾大田火力発電所2号機(石川県七尾市)のバイ
オマス燃料として活用する。石川県の要請を受けたもので、早ければ8月に
も受け入れを開始する予定。災害がれきを燃料に使うのは、大手電力会社で
初めて。
石川県によると、能登半島地震では多くの家屋が倒壊し、同県だけで平常
時の4年分に相当する約38万トンの木くずが発生した。
七尾大田火力発電所で使用するのは、倒壊家屋の解体で分別された木くず
を加工した「木質チップ」。解体物由来の木質チップの品質確認や受け入れ
体制を整備し、石炭との混焼を始める。使用量は最大月千トンを想定する。
北電は脱炭素化に向け、二酸化炭素(CO2)を大量に排出する火力発電
所で、再生可能エネルギーであるバイオマス燃料の混焼比率を高めている。
敦賀火力発電所(福井県敦賀市)でも混焼設備の増強を進めている。7月
30日の決算記者会見で松田光司社長は「必要ならば敦賀でも受け入れを検
討していく」と述べた。
災害廃棄物の木くずを加工した木質チップ
北陸電力七尾大田火力発電所
記事・画像:北日本新聞から