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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

射水市 海老江海浜公園駐車場付近に咲く桐の花    2024/05/11 撮影
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今日の列車(富山市内電車)

富山駅に到着する9001環状線 2018/01/05 撮影
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今日のダム湖 

福井県営広野ダム湖 左岸から右岸 橋は県道231号線白山橋
2010/06/05 撮影
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今日の植物

高岡おとぎの森公園の薔薇 シェリー メイディランド 2013/11/08 撮影
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タンチョウに大陸の遺伝子 疾病耐性向上か、北海道
2024年6月8日  09:03
 国の特別天然記念物タンチョウを巡り、ユーラシア大陸極東部から渡って
きた雄と北海道に生息する雌が交配し、道北部で大陸由来の遺伝子を持つ個
体が増えているとみられることが6月8日、研究者への取材で分かった。絶
滅寸前から数を回復させた北海道群は遺伝的多様性に乏しく、感染症などへ
の脆弱さが懸念されていたが、専門家は「多様性が向上すると疾病への耐性
も上がる可能性がある」と話す。

 酪農学園大学の寺岡宏樹教授(獣医学)によると、道北部の豊富町で20
18年、大陸群の雄と北海道群の雌が繁殖したとみられる跡が見つかった。
二つは生息地の違いから互いに影響し合っていないと考えられてきた。

 寺岡教授らが繁殖の裏付けなどを求め2008〜22年に収集したタンチ
ョウの血液や羽根を分析した結果、道北部のサンプル28個のうち8個で、
豊富町で確認された大陸群の雄に由来すると思われる遺伝子タイプが見つか
った。

 北海道群の多くが生息する道南東部でも、同様の遺伝子が広まり始めてい
るとみられる。寺岡教授は「今後も大陸群と北海道群の個体が交雑する可能
性がある」と指摘する。

 釧路市のNPO「タンチョウ保護研究グループ」の百瀬邦和理事長(72)
は「高病原性鳥インフルエンザへの対策を練っている中で重要な発見だ」と
強調した。

北海道鶴居村に飛んで来て、雪原で舞うタンチョウ=2月
記事・画像:北日本新聞から