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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

あいの風とやま鉄道新富山口駅を発車した521系AK05編成富山行き
2024/04/28 撮影
1920 X 1080


今日の列車(富山市内電車)

富山駅を発車した7018南富山駅前行き       2018/01/05 撮影
1920 X 1080


今日のダム湖 

福井県南越前町桝谷にある福井県営桝谷ダム湖  堰堤から
2010/06/05 撮影
1920 X 1080


今日の植物

富山市 豪農の館内山亭のヤマハギ         2013/09/27 撮影
1920 X 1080


富山地方鉄道5年連続経常赤字 2024年3月期
柱の鉄道事業苦戦
2024年5月29日  05:00
 富山地方鉄道が5月28日発表した2024年3月期決算(単体)は鉄道
事業の利用客低迷と各種経費の高騰が響き、経常ベースで5年連続赤字とな
った。バス事業を含め乗客数は新型コロナウイルス禍前(2018年度)へ
の回復が遅れている上、4月からの時間外労働(残業)上限規制への対応も
経営面に打撃となっている。県や沿線自治体からの助成金、土地の売却益な
どにより純損益は3年連続の黒字を確保した。

 今回の決算から補助対象工事を費用に、補助金を特別利益として計上した。
営業収益は前年比5%増の58億8905万円。営業費用は人件費、燃料費、
資材費などの高騰に会計処理変更も影響し前年より約9億5千万円増の68
億7647万円となった。鉄道事業の営業赤字は、前年より約4億5千万円
多い9億9127万円で、補助金などを差し引いた実質では約7億3400
万円だった。

 経常損失は10億2400万円(前年・3億4070万円)、純利益は前
年の2倍近い1億8658万円だった。富山自動車営業所(富山市双代町)
の土地の売却益や補助金など特別利益の増加が寄与した。

 輸送人員は鉄道が4%増の514万6千人、軌道(路面電車)が3%増の
726万4千人。バスは乗り合いが3%増の529万8千人、高速が45%
増の20万7千人、貸し切りが13%減の14万1千人だった。

 2018年度と比べて軌道は99%とほぼ回復したが、鉄道は85%にと
どまる。バスは慢性的な運転手不足で人繰りが難しく、生活路線である乗り
合いを優先し、観光需要に応えられない現状だ。高速は55%、貸し切りは
35%と低迷している。

 連結は営業収益が3%増の94億6502万円、経常損失が4億8349
万円(同・4億7552万円)、純利益が2・6倍の12億4007万円だ
った。2025年3月期(単体)は増収減益を予想している。
記事:北日本新聞から


富山地方鉄道の鉄道線


富山地方鉄道の市内軌道線


富山地方鉄道の高速バス