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今日の植物
富山市 豪農の館内山亭のキンモクセイ 2013/09/27 撮影
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駐車場の混雑、ＡＩ判定で随時発信
アルペンルート立山駅周辺６ヵ所で導入へ
2024年5月28日 05:00
立山黒部アルペンルートの玄関口となる立山駅周辺で、複数あるマイカー
駐車場の混雑状況をリアルタイムで表示するシステムが本格導入される方向
となった。昨年度に県が民間企業と実証実験を行っており、利用者の評価な
どを踏まえ、同ルートを運営する立山黒部貫光（富山市）が導入を決めた。
今後、国への許認可申請などを進めてスタートさせる方針。
同駅周辺の駐車場は６カ所あり、これまでは同社の社員が巡回して空き状
況を確認していた。昨年の実証実験は、太陽光発電で動くカメラやセンサー
を各駐車場に置き、データを基にＡＩ（人工知能）が混雑状況を判定。同社
ホームページや同駅などに設けたデジタル看板に、空いているのか満車なの
かを海外客にも分かりやすい「○」と「×」で表示した。
県などによると、訪れた観光客からは「現地に行かないと分からない混雑
状況を確認できるのはありがたい」などと好評で、同社の巡回確認の負担も
軽減できた。効果を踏まえ、本格導入することにした。カメラの映像を社員
が確認し、混雑状況を判定する方向で調整している。県は最大３００万円を
補助する。同駅周辺は国立公園となっていることなどから、土地の利用に関
しては環境省や国土交通省など各種機関の許認可が必要になる。同社は手続
きの進展に応じ、開始時期などを詰める計画。
太陽光発電で動くカメラ（左上）を使い、駐車場の混雑状況を確認した昨年
の実証実験
記事・画像：北日本新聞から