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今日の植物
射水市万葉線中伏木駅花壇のトラノオ 2013/08/07 撮影
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大連便 ６月２６日再開 週２便、南方航空が申請
2024年5月17日 05:00
新型コロナウイルスの影響で２０２０年２月から運休している富山−大連
便について、中国南方航空が６月２６日以降、水、土曜の週２便で定期便を
再開する方針を国土交通省に申請したことが、５月１６日、関係者への取材
で分かった。審査で問題がなければ許可される見通し。県と大連市がある遼
寧省の友好県省締結４０周年を記念し、現地入りしている県の友好訪問団
（団長・新田八朗知事）は１７日、大連市の中国南方航空大連分公司（支社）
で同社幹部と懇談し、運航再開を最終調整する。
富山−大連便は１９９８年に就航。２０１８年１０月以降は、それまでの
２便体制から１便増えて月、水、土曜の週３便体制で運航していた。ただ、
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って搭乗率が３〜４割程度にまで落ち込
み、２０２０年２月に運休。現在は６月１９日まで運休することが決まって
いる。
複数の関係者によると、中国国内の旅行関係者には既に再開方針が伝えら
れている。ただ、他県では日中関係の悪化などで予定していた運航計画が突
如白紙になった例もあるといい、今回の再開について慎重な見方もある。新
田知事と中国南方航空幹部の懇談を経て最終決定するとみられる。
大連市がある遼寧省には現時点で県内から３９社が進出しているほか、県
も事務所を置いており、一定のビジネス需要が見込まれる。両県省は１５日
に、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」など双方の氷雪の観光資源を生
かして連携を深めることなどを柱とした覚書に調印したばかり。大連便が再
開されれば、今後の交流拡大の追い風になる。
ただ、近年は中国経済の成長に一服感が見られるほか、中国が日本人への
短期滞在ビザの免除措置を再開していないなど、利用促進の上ではハードル
もある。
富山空港発着の国際定期便では、新型コロナの影響で運休していた中国東
方航空の上海便は２０２３年８月に運航を再開。中華航空の台北便はまだ運
休が続いている。
運航再開が国土交通省に申請された大連便＝富山空港
記事・画像：北日本新聞から
稲荷公園から富山空港へ着陸する中国南方航空のB737大連便
呉羽トンネル呉羽駅側から富山空港を離陸した上海航空のB737上海便
越中中島駅から富山空港へ着陸する中華航空のB737台北便