2024/03/15  11:50   更新時天気  曇り 気温  17.1℃

2月は暖かい日もあったが3月に入って寒い日が続いた
 ここ2,3日平年並みになり、春らしくなってきた。3月20、21日と雪の
予報が出ている。桜の開花も平年並みになるのか。昨年は3月20日ごろ河津
桜が、29日にソメイヨシノが満開になっていた。


木瓜


沈丁花


HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡市古城の高岡古城公園梅林の紅梅 2009/03/09 撮影
1920 X 1080


今日の列車

万葉線海王丸駅を通過するMLRV1006高岡駅行き 2022/04/10 撮影
1920 X 1080


今日のダム湖

砺波市庄川町金屋の関西電力が管理する舟戸ダム湖 左岸から堰堤
2010/04/14 撮影
1920 X 1080


今日の植物

射水市戸破 自宅庭の旭山桜 2015/04/19 撮影
1920 X 1080


地方鉄道再編へ各地で議論加速、人口減・利用低迷に
危機感 富山は自治体主導で維持
2024年3月13日  05:00


 地方鉄道の存廃と公共交通再編を巡る議論が、各地で加速している。赤字
路線を抱える鉄道事業者の検討要請に対し、利用低迷を静観すれば廃線につ
ながりかねないとの危機感が自治体側にある。バス転換や存廃を含む話し合
いをしたり、富山県内では自治体主導で第三セクターへの移管や運行本数の
増加を決めたりといったケースも出ている。人口減少の中、各地の事情に応
じて持続可能な公共交通をつくるための模索が始まっている。

 昨年の法改正で、利用状況が危機的な路線を対象に、鉄道を残して収支改
善を目指すか、廃止してバス転換するかなどを決める再構築協議会制度がで
きた。自治体と事業者の議論がまとまらない場合、申し出を受けた国が仲介
に乗り出す姿勢を打ち出した形だ。

 岡山、広島両県を結ぶJR芸備線を対象にした協議会が第1号で今月26
日に初会合を開く。

 自治体や事業者主導の議論も各地で進んでいる。富山県のJR城端線・氷
見線では昨年末、2029年度をめどに両路線の経営をJR西日本から県主
体の三セクに移管し、新型車両導入や運行本数増加を目指す計画を決めた。
JR任せではなく自治体主導で利便性を向上させる狙いがある。

 22年の大雨で被災し、運休している青森県のJR津軽線・蟹田―三厩は、
赤字を理由にJR東日本が昨年、バス転換を提案。今年2月には、JRと自
治体が共同で法人を設立してバスを運行するとの具体策を示した。

 沿線にある外ケ浜町の山崎結子町長は、鉄路維持が将来の住民負担増につ
ながるとしてバス転換に賛成の立場。一方、今別町の阿部義治町長は、能登
半島地震で多くの道路が寸断されたとして「震災に備えるためにも鉄路を守
らないといけない」と否定的だ。

 JR九州は1月、鹿児島県の指宿枕崎線・指宿―枕崎が赤字のため、沿線
の街づくりや鉄道の将来像について自治体と意見交換を始めた。古宮洋二社
長は同月の記者会見で「しこりを残す解決は良くない。期限を設けず議論し
たい」と話した。
記事・画像:北日本新聞から