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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

射水市堀岡新明神の万葉線越ノ潟駅付近から立山連峰 2023/03/22 撮影
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今日の列車

富山市内電車 富山駅前中央交差点を走る7018南富山駅前行き
2017/09/10 撮影
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今日のダム湖

佛師ヶ野橋付近から北陸電力手取川第二ダム湖 2009/11/04 撮影
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今日の植物

富山県民会館分館豪農の館内山邸のツバキ 2015/03/31 撮影
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公共交通に投資・参画推進 2024年度県予算案
新サービス立ち上げ支援

2024年2月20日  05:00
 県は「地域交通戦略」の考え方に基づき、2024年度から公共交通に対
する「投資」と「参画」の取り組みを進める。デマンド交通など新しい移動
サービスの立ち上げを支援するほか、県民の公共交通利用を促すキャンペー
ンを展開する。あいの風とやま鉄道への経営移管が決定しているJR城端線
・氷見線の再構築事業にも着手する。

 地域交通戦略は持続可能な公共交通の法定計画で、計画期間は2024年
度から5年間。地域交通を「公共サービス」と位置付け、魅力向上のために
自治体は「投資」、県民は「参画」することが必要と明記した。20日の地
域交通戦略会議で取りまとめる予定。

 この戦略の考え方に基づく事業として県は2024年度、地域主体での移
動サービス立ち上げに向けた実証運行をサポートする。複数の交通手段を組
み合わせた最適ルートの検索や決済ができるサービス「MaaS(マース)」
で使えるクーポンやデジタルチケットの開発も後押しする。

 「電車・バスで行こう!」と銘打ち、市町村や交通事業者と連携したキャ
ンペーンを実施し、県民の公共交通利用を促進するほか、市町村が行う駅関
連施設などへの投資も支援する。

 城端線・氷見線の再構築事業は2024年度、新型車両の導入に向けホー
ムの改修や交通系ICカード対応の改札機設置を進める。利用状況などの調
査費も計上した。

 両線を巡ってはあいの風鉄道への経営移管や新型車両の導入、直通化など
を盛り込んだ再構築実施計画が2月8日に国土交通省の認定を受けた。15
日から10年間の計画期間が始まっている。

再構築事業が始まるJR城端線の車両=高岡市内
記事・画像:北日本新聞から


越中国分−雨晴間を走るJR氷見線の車両



交通手段を組み合わせた最適ルートの検索や決済ができるMaaS