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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

富山市向新庄町の常願寺川左岸から立山連峰と地鉄電車10030系
電鉄富山行き        2015/02/21 撮影
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今日の列車

富山市内電車 富山駅を発車した7018南富山駅前行き 2017/09/10 撮影
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今日のダム湖

堰堤付近から電源開発の九頭竜ダム湖 2009/10/11 撮影
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今日の植物

富山県民会館分館豪農の館内山邸の白梅 2015/03/31 撮影
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H3ロケット打ち上げ成功 JAXA、失敗から1年
2024年2月17日  9:32
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月17日9時22分、国産新型ロ
ケット「H3」の2号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。
昨年3月の1号機では失敗した2段目エンジンも正常に点火し、目標の軌道
投入に成功した。飛行実証の主目的は達成された。搭載した性能確認用の模
擬衛星と超小型衛星2機の分離も確認した。

 JAXAの山川宏理事長は記者会見し「計画通り飛行し、機体を所定の軌
道に投入したことを確認した」と述べた。

 H3は離陸の約5分後に1段目を切り離し、2段目エンジンは正常に燃焼
して順調に飛行を続けた。約17分後には、相乗りさせたキヤノン電子の光
学衛星「CE―SAT―1E」を分離した。もう一つの超小型衛星「TIR
SAT」も分離。2段目エンジンの再点火を経て、模擬衛星の分離試験を行
った。

 H3はJAXAと三菱重工業が開発した2段式の液体燃料ロケットで、現
在の主力「H2A」の後継機。1号機では新開発の主エンジンは作動したが、
H2Aと共通部分も多い2段目エンジンが点火せず、失敗した。2号機には
点火装置を改良するなど対策を取った。

 H3は今後2020年、日本の宇宙輸送を担う基幹ロケットに位置付けら
れる。世界で需要が拡大する衛星打ち上げビジネスへの本格参入も視野に入
れる。米主導の国際月探査「アルテミス」計画でも活用が見込まれる。

 2号機は全長57m、重さ約422トン。1号機と同じく新開発した主エ
ンジン「LE―9」2基、固体ロケットブースター2本で打ち上げた。1号
機失敗を踏まえ、当初予定した衛星実機ではなく性能確認用の模擬衛星を載
せた。

高市早苗宇宙政策担当相は17日、「わが国の宇宙政策の重要課題であるロ
ケット打ち上げ能力の抜本的強化に向けた新たな一歩であり、大きな飛躍だ」
とのコメントを発表した。

 H3ロケット 国産の大型ロケットで、柔軟性、高信頼性、低価格の要素
を兼ね備えた使いやすさを目指している。1段目の主エンジンには、新たに
開発した「LE―9」を採用。機体全体も大型化し、現在主力のH2Aより
も、大きく、重い衛星を打ち上げられる。市販品の利用や3Dプリンターを
用いた部品の製造、小型ロケット「イプシロンS」と技術や部品を共通化す
ることで、徹底した低コスト化を図る。名前の「H」は燃料に使う水素の元
素記号に由来する。

模擬衛星と2機の超小型衛星を載せ、鹿児島県の種子島宇宙センターから
打ち上げられるH3ロケット2号機=17日9時22分
(共同通信社ヘリから)


H3ロケット2号機に搭載した超小型衛星が計画通り分離し、喜ぶJAXA
と三菱重工業の関係者ら=17日9時39分
鹿児島県の種子島宇宙センター

記事・画像:北日本新聞から