2009/10/11 撮影
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今日の植物
金沢市ひがし茶屋街付近の浅野川沿いのサザンカ 2014/11/12 撮影
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中越パルプ、家庭紙に本格参入 高岡工場
原紙製造機を導入
2024年1月30日 5:00
中越パルプ工業は需要が堅調なティッシュペーパーやトイレットペーパー、
タオルペーパーなどの家庭紙（衛生用紙）の原紙を製造するＮ６号抄紙（し
ょうし）機を、高岡工場（高岡市米島）に導入し、家庭紙分野に本格参入し
た。投資額は約５０億円、生産能力は年間約２万２千トン。１月２９日に現
地で起動式を行った。（一川孝文）
同社主力の印刷情報用紙を含む紙全般の需要は、デジタル化や少子・高齢
化の進展に加え、新型コロナウイルス禍でテレワークが普及したこともあり、
減少に歯止めがかかっていない。一方、日々の生活に欠かせない家庭紙は、
衛生意識の高まりを受け、今後も底堅い需要があると見込み、最新鋭の抄紙
機を導入して原紙供給の競争力を高める。
高岡工場では、上質紙や情報用紙などを生産していた６号抄紙機を２０２
２年９月に稼働を停止。代わりに家庭紙抄紙機であるＮ６号抄紙機を新設し
た。ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどへの加工は行わず、加工
メーカーへの原紙供給のみを行う。
起動式で植松久社長は「安定操業、品質確立などを早期に実現し、皆さま
に安心し喜んで使ってもらえる製品を作り出していきたい」とあいさつ。下
川靖博上席執行役員高岡工場長がＮ６号抄紙機のボタンを押して稼働させた。
中越パルプ工業が高岡工場に導入したＮ６号抄紙機
記事・画像：北日本新聞から