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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

富山地方鉄道本線越中荏原−越中三郷間を走る14760系電鉄富山行き
2024/01/05 撮影
1920 X 1080


今日の列車

あいの風とやま鉄道泊駅に停車中のET122-7直江津行き  2023/03/21 撮影
1920 X 1080


今日のダム湖

奈良県宇陀市大宇陀区宮奥にある奈良県営宮奥ダム湖に架かる宮奥大橋
2009/09/24 撮影
1920 X 1080


今日の植物

富山地方鉄道本線若栗駅付近のコスモス 2014/10/19 撮影
1920 X 1080


日本初の月面着陸「成功」太陽電池使えず
「ぎりぎり合格」

2024年1月20日  2:24
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型探査機「SLIM
(スリム)」が1月20日、日本で初めて月面に着陸した。世界では旧ソ連、
米国、中国、インドに続き5カ国目。だが着陸後は太陽電池で発電できてお
らず、バッテリーだけでは数時間の運用に限られるため、計画通りの調査や
データ取得はできない可能性もある。

 JAXAの国中均理事は記者会見で「軟着陸は成功したと考えている。ぎ
りぎり合格の60点」と説明した。スリムは予定通り20日午前0時ごろに
最終降下を始め、約20分後に赤道南側にある「神酒の海」のクレーター付
近に着陸した。

 今回は狙った場所から100m以内にピンポイント着陸させる世界でも前
例のない技術実証が目的だった。月には水が氷の状態で局所的に存在すると
され、「降りたい場所」に降りる技術が必要。国中理事は「個人的には実証
きたと考えている」としており、1カ月以内に精度を判断する。

 着陸では、スリムが飛行しながら撮影したクレーターや地形の画像と、事
前に入力した月面地図を照合して着陸場所を特定する「画像照合航法」を使
った。機体には5本の脚があり、1本の主脚で接地後、斜面に向かい倒れ込
むように補助脚を接地させる「2段階着陸」で安定を図った。

 搭載されていた2種類の小型ロボットも、予定通り着陸直前に分離された。
それぞれに搭載されたカメラを使って月面の様子などを撮影する。

 スリムは昨年9月7日、種子島宇宙センター(鹿児島県)から国産のH2
Aロケット47号機で打ち上げられた。

新小型探査機「SLIM」の月面着陸挑戦について、記者会見に臨むJAX
Aの右から山川宏理事長、国仲均理事。 相模原市のJAXA相模原キャン
パス 2024/01/20 2:09
記事・画像:北日本新聞から


画像:JAXAから