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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙

高岡市古城の高岡古城公園中の島のイロハモミジの紅葉 2023/11/22 撮影
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今日の列車

富山地方鉄道本線下立駅を発車した10030系電鉄富山行き
Mc10039+Mc10040  2018/10/16 撮影
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今日のダム湖

京府道3号線から宇治市槇島町の国土交通省天ヶ瀬ダム湖
2009/09/23 撮影
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今日の植物

氷見あいやまガーデンの薔薇 ローラ   2014/06/21 撮影
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城端・氷見線移管で県と4市の負担割合、
 計画終了後も「1対1」 県議会一般質問で新田知事

2023年12月5日 05:00
 富山県議会は4日、本会議を再開し、針山健史、光澤智樹、筱岡貞郎(自
民)、庄司昌弘(自民新令和)、岡崎信也(立民)の5氏が一般質問した。
JR城端線・氷見線をあいの風とやま鉄道に移管した後の経営安定支援に関
し、新田八朗知事は、10年間の再構築実施計画が終了した2034年度以
降も、県と沿線4市の負担割合を1対1とする考えを示した。
針山氏への答弁。

 11月29日の再構築検討会で示された実施計画案では、2034年度以
降のあいの風とやま鉄道に対する経営安定支援はJR西日本の拠出金(15
0億円)の残余46億円を活用しながら、県と沿線市が支援することにして
いるが、負担割合は示されていなかった。

 知事は、移管後のあいの風とやま鉄道の経営状況を十分見極める必要があ
るとした上で「2034年度以降は県と沿線市で1対1で負担する案で考え
ている」と述べた。計画期間内の移管後5年間の経営安定支援には36億円
が必要と見込んでおり、県と沿線市が9億円ずつを負担し、JR西日本の拠
出金18億円を加えることにしている。

 知事は、想定外の負担が生じた場合は県と沿線市、JR西日本、あいの風
とやま鉄道と協議して対応するとし「県と沿線市以外に負担を求めることは
ない」と強調した。

 岡崎氏は、利便性向上策を行っても年間7億円余りの赤字となることに触
れ、運行の持続性をどう確保するか質問した。知事は、新型車両の導入や運
行本数の増加などで沿線の活性化や観光需要の掘り起こしにつながるとし
「エリア全体で黒字にするという気持ちで取り組む」と強調。地域交通を公
共サービスと位置付け、自治体が積極的に投資することが必要との考え方を
改めて示した。

記事・画像:北日本新聞から