2023/11/21
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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙
南砺市園芸植物園本館温室の観葉植物 2023/11/04
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今日の列車
万葉線庄川橋梁を渡る7073高岡駅行き 2021/05/15
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今日のダム湖
京都府南丹市日吉町天若向山にある関西電力世木ダム湖
2009/09/23 撮影
上流側府道50号線沿いの梅の木谷公園駐車場から天若峡大橋
日吉ダム湖に含まれるが、渇水期には堰堤全体が現れる
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今日の植物
高岡おとぎの森公園の薔薇クイーン エリザベス 2014/05/29 撮影
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高岡で電極材料2000トン超生産 日本重化学工業の
MH工場完成
2023年11月21日 05:00
合金鉄・機能材料製造販売の日本重化学工業(東京都中央区)は、高岡事
業所(富山県高岡市吉久1丁目)にMH工場(電極材料工場)を完成させ、
11月から一貫生産を始めた。主にハイブリッド車(HV)に使う高性能充
電式電池の電極材料(水素吸蔵合金)を年間2千トン余り生産する予定で、
需要増加を受け生産能力を1.5倍に高めた。
同社は山形事業所小国工場(山形県)で1992年から電極材料を生産し
ている。脱炭素化の流れで需要が増加し、合金鉄や鋳鋼品を中心に製造して
きた高岡事業所も、新たな柱として電池材料事業を手がけることにした。災
害発生時の物流停滞に備えた事業継続計画(BCP)にも対応する。
MH工場は、乾電池用の材料を製造していた高岡事業所の遊休工場を改修
し整備。延べ床面積約3400平方メートルで、溶解炉や熱処理炉、粗砕設
備、粉砕設備、混合・梱包設備を備える。2022年に後工程(粗砕・粉砕、
梱包)の設備を設置し、前工程(原料配合、溶解、熱処理)も行えるように
なり、小国工場と同様、電極材料を一貫生産する体制が整った。両工場合わ
せた生産能力は年間5千トン超。MH工場稼働に伴い約20人を新規雇用し
た。
竣工式が11月20日、MH工場であり、増田一樹会長、角掛(つのかけ)
繁社長、相馬秀之高岡事業所長ら約40人が出席。端正至県商工労働部企業
誘致専門監と夏野元志射水市長が祝辞を述べた。角掛社長は「電池以外にも
水素ガスの貯蔵など、来たるべき水素社会の普及にも貢献できる」とあいさ
つした。
水素吸蔵合金を一貫生産するMH工場=日本重化学工業高岡事業所
記事・画像:北日本新聞から
MH工場が建った庄川左岸は射水市川口宮袋入会地