2023/09/21 更新                                                                                                                                    PhotoSize 610・1224

521系   金沢−糸魚川
 北陸新幹線の金沢延伸開業に際し、北陸線をJRに代わって運行する、あいの風とやま鉄道はJR西日本から521系2次車16編成を譲り受けた。
 2018年3月あいの風とやま鉄道が3次車同様の1000番台を1編成導入、2020年3月に1編成、2021年3月に1編成、2022年3
月に1編成、2023年3月に1編成導入し、同社の521系は22編成となった。今後は3両編成化を検討している。227系は270kW×2の
MM方式で3両編成では1620kW。413系は編成出力960kWなので、サハで問題ないか検討されている。


製  造 :2009年近畿車輛 2010年川崎重工  2013年近畿車輛・川崎重工
電気方式 :直流 1500 V・交流 20000V 60Hz(架空電車線方式)
主電動機 :WMT102C かご形三相誘導電動機
出  力 :230kW × 4 編成出力920kW  
最高速度 :120km/h   運用は110km/h
制御装置 :VVVFインバータ(WPC11-G2) 1C1M制御静止形インバータ一
ブレーキ :電気指令式ブレーキ(直通・回生・抑速・耐雪ブレーキ機能付き)
台  車 :動力台車 WDT59B  付随台車 WTR243C
定  員 :電動車両 129名(座席56) 付随車両 123名(座席52)
車体寸法 :長さ20.1m 巾2.95m 高さ3.69m
自  重 :電動車両クモハ521形 43.2t  付随車両クハ520形 44.3t

あいの風とやま鉄道所有車
AK01  クモハ521-6+クハ520-6               AK02  クモハ521-7+クハ520-7                   AK03  クモハ521-8+クハ520-8
AK04  クモハ521-9+クハ520-9               AK05  クモハ521-11+クハ520-11               AK06  クモハ521-12+クハ520-12
AK07  クモハ521-13+クハ520-13           AK08  クモハ521-15+クハ520-15               AK09  クモハ521-16+クハ520-16
AK10  クモハ521-17+クハ520-17           AK11  クモハ521-18+クハ520-18               AK12 
クモハ521-21+クハ520-21
AK13  クモハ521-23+クハ520-23           AK14  クモハ521-24+クハ520-24               AK15  クモハ521-31+クハ520-31
AK16  クモハ521-32+クハ520-32           AK17  クモハ521
-1001+クハ520-1001        AK18  クモハ521-1002+クハ520-1002
AK19  クモハ521-1003+クハ520-1003  AK20  クモハ521-1004+クハ520-1004    AK21  クモハ521-1005+クハ520-1005
AK22  クモハ521-1005+クハ520-1006


クハ520-16+クモハ521-16    高岡駅
 

クハ520-1001+クモハ521-1001  高岡やぶなみ駅
 

富山駅1番線に停車中の521系AK20編成ほか高岡行き
 

クモハ521-21+クハ520-21   森本駅
 

クモハ521-8+クハ520-8   高岡駅−西高岡駅間
 

クハ520-1003+クハ521-1003    高岡駅
 

高岡駅3番線に停車中の521系AK19編成ほか富山行き
     

高岡駅3番線を発車した521系AK19編成ほか富山行き    
    

クモハ521-17の車内
 

クハ520-1004の車内
 

クモハ521-1002の車内
    

クモハ521-1002の車内灯 蛍光灯直管形LEDとアルミ形材の反射板 
    

クモハ521-7  運転台
 

クモハ521-7とクハ520-17の連結部
 

クハ520-17の連結側のトイレ
 

クモハ521-1002とクハ520-15の連結部
 

クモハ521-1003+クハ520-1003+クモハ521-24+クハ520-24   小杉駅

413系   金沢−泊
 北陸地区向け交直流両用車で金沢配置の471系・473系に近郊形車体新製して誕生した。クハ455形700番台2両を含む3両編成×11本
で車体更新車は31両。 
 あいの風とやま鉄道が5編成譲り受け、朝夕の混雑時のみ使用する。中間車の転落防止幌取付などの体質改善工事が行われているが、使用期間が短期
間と予想されることからドアの開閉ボタンは設置されていない。2017年に1編成がイベント兼用車両に改造された。2018年には1編成が観光
列車「一万三千尺物語」に改造された。2021年5月にAM04編成が廃車となっている。2022年にAM02編成が車検切れになることから運用離
脱が予想される。

製  造 :1986〜1988年国鉄松任工場
電気方式 :直流 1500 V・交流 20000V 60Hz(架空電車線方式)
主電動機 :MT54形直巻整流子電動機
出  力 :120kW×4  2M1Tで編成出力960kW
最高速度 :110km/h
制御装置 :CS15形電動カム軸式(抵抗制御・直並列組合せ・弱め界磁)
ブレーキ :発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
台  車 :動力台車 WDT32  付随台車 WTR69
定  員 :クモハ413形 118名(座席65) モハ412形 132名(座席72) クハ412形 116名(座席65)
車体寸法 :長さ20m 巾2.95m 高さ4.09m
自  重 :クモハ413形 40.5t   モハ412形 43.5t   クハ412形 36.0t

台車は体質改善工事でJR西日本が新製したものに交換されている。

AM01 クモハ413-1+モハ412-1+クハ412-1 (観)    AM03 クモハ413-3+モハ412-3+クハ412-3 (黒)
AM10 クモハ413-10+モハ412-10+クハ412-10 (青)

クモハ413-1+モハ412-1+クハ412-1 高岡やぶなみ駅
 

クモハ413-10+モハ412-10+クハ412-10  呉羽駅−小杉駅間
 

クハ412-7 運転台
 

クハ412-7 車内
 

クモハ413-3+モハ412-3+クハ412-3  呉羽駅-小杉駅間
 

クモハ413-3車内                  モハ412-3車内                 クハ412-3車内
 
除雪用モーターカー

除雪用モーターカー 東富山駅

除雪用モーターカーロータリー側 魚津駅

除雪車はJR西日本から譲り受けたDE15-1004が在籍する。

JR西日本のDE15-1504 単線用ヘッド取付 あいの風とやま鉄道は複線用