由良川水系由良川 大野ダム 虹の湖                         2020/08/01 更新
 
 京都府南丹市美山町樫原にある大野ダムは由良川水系由良川にある京都府土木建築部が管理する洪水調整、発電を目的とする重力式コンクリートダム。ダムは水没地区の地名を採って大野ダムと命名され、ダム湖は虹の湖と命名された。堰堤天端は遊歩道として開放されている。
 2005年(平成17年)に財団法人ダム水源地環境整備センターが選定する「ダム湖百選」に選ばれている。最大貯水量は28,550,000m3有効貯水量は21,320,000m3。洪水吐は非常用クレストゲートが3門、常用鋼製ローラーゲートが3門ある。発電は堰堤直下にある京都府公営企業局の大野発電所で最大出力11,000kW。
 大野ダムは1957年の完成で天端に完成時のダム概要板がある。総工費30億円となっているが、現在では300億円以上か、ダムサイトの公園には多数の桜とモミジがあり、春は花見、秋は紅葉の名所となっている。
 2009年11月7日に京都市からの帰りに再度訪れたが17時で陽も沈み高感度で無理矢理撮影した。前回9月23日は台風シーズンで洪水調整のため水を抜いていたが今回は満水だった。
 ダム湖から由良川を遡ると美山かやぶきの里がある。道路に案内板が少なく判りにくいが、ダム湖沿いの府道12号線を走り、国道162号線を右折して約4kmで左折して府道38号線を由良川沿いに進むと到達する。
 かやぶきの里付近、由良川下流右岸の美山町自然文化村河鹿荘は日帰り入浴が可能で入浴時間は11時から20時までで、大人600円、4才以上小学生400円。休館日はHPにカレンダーで掲載。
 京都市方面へ戻る場合は日吉ダム堰堤直下のスプリングひよし「ひよし温泉」は、入浴時間は10時から21時30分までで大人800円、3才以上小学生450円。毎週水曜日は休館で祝日の場合は翌日。

堰堤天端からダム湖  洪水調整時
堰堤天端からダム湖  満水時

堰堤天端からダム湖  洪水調整時

堰堤天端からダム湖  満水時

左岸からダム湖  洪水調整時

左岸からダム湖  洪水調整時

熊坂橋からダム湖  洪水調整時

熊坂橋からダム湖  満水時

上流部に架かる萓野橋  満水時

萓野橋から上流側

ダムサイト公園の紅葉

ダムサイト公園の紅葉

ダム湖側から堰堤  満水時

大野ダム堰堤

美山かやぶきの里 南丹市美山町知井

美山かやぶきの里 南丹市美山町知井

ダムサイト公園から堰堤  満水時

ダムサイト公園の紅葉

萓野橋付近から左岸  満水時

左岸からダム湖  洪水調整時

ダム湖側から洪水吐と発電所取水設備

右岸から堰堤

大野ダムビジターセンターと管理事務所

堰堤天端から大野発電所

美山町自然文化村河鹿荘   施設のHPから

非常用洪水吐

常用洪水吐

大野発電所取水設備  満水時

ダム湖側から洪水吐  満水時

インクラインとダム湖管理艇

インクラインとダム湖管理艇

インクライン上部から

流木を調査する職員 竹が多い

府道12号線側から堰堤天端
右岸折れ曲がり部から堰堤天端 左岸から堰堤天端
堰堤天端から右岸

堰堤天端から洪水吐
堤天端から下流側減勢工 堰堤天端から下流側
堰堤天端から下流側

天端から大野発電所
右岸堰堤直下の公園 府道12号線側から堰堤
ダムサイト公園から堰堤側

大野ダム竣工記念碑
大野ダムビジターセンター 堰堤左岸の案内板
構造・貯水池の諸元  拡大

ダムの概要板
府道駐車場の大野ダム公園案内図 竣工記念碑前から堰堤天端
かやぶきの里前の由良川