九頭竜川水系雲川 雲川ダム湖                                 2020/06/29 更新
 
 福井県大野市巣原にある雲川ダムは九頭竜川の支流雲川にある北陸電力(元福井県企業局)が管理する発電用アーチ式コンクリートダムでダム湖の最大貯水量は1,490,000m3、有効貯水量は1,490,000m3ダムはほとんど土砂で埋まっており、ほとんどの場合、自然越流型の非常用洪水吐から滝のように水が流れ、非常用洪水吐には水生の苔が張り付いている。発電は北陸電力中島発電所で、笹生川ダムからの導水と併せて18,900kW。
 有効貯水容量の定義は「ダムの総貯水容量から堆砂容量と底水容量を除いた容量」となっているので有効貯水量は10分の1の149,000m3。が正しいのではないか。
 右岸下流側に放水路があり滝のように水が流れ落ちている。ダム湖は国道157号線沿いにあるが、堰堤直前で巣原トンネルに入るため見ることができない。旧道は廃道となっており、堰堤前までは徒歩で行けるが堰堤前に塀があって徒歩でも入れない。トンネル出口側からも入ることができない。
 国道157号線は雲川ダムより少し先の土砂採取場まで、その先はどんどん道が狭くなり、酷道157号線となって温見峠は能郷白山登山道より先は通行止めとなっている。
 大野市街地の国道157号線と真名川の間に大野市の入浴施設「あっ宝んど」がある。入浴時間は10時から23時で大人600円、4才〜小学生300円、第2火曜日(祝日の場合はその翌日)休館。


堰堤付近からダム湖

巣原トンネル出口付近から堰堤方向

巣原トンネル出口付近から堰堤方向

巣原トンネル出口付近

巣原トンネル出口付近

堰堤の下流側

国道157号線旧道から堰堤天端とダム湖

国道157号線から雲川ダム堰堤

国道157号線から
常用洪水吐

国道157号線旧道から雲川ダム堰堤

下流からは自然の滝のように見える

国道157号線巣原トンネル

真名川の北陸電力中島発電所

大野市の入浴施設「あっ宝んど

常用洪水吐

非常用洪水吐

右岸のダム監視所とゲート操作室

洪水吐下部

堰堤左岸の放流警報サイレン

河川維持水放流口

滝のような河川維持水の放流

土砂で埋まった上流部