九頭竜川水系永平寺川　永平寺ダム　大佛湖                 　2020/06/18 更新
 
　福井県永平寺町志比にある永平寺ダムは、九頭竜川水系永平寺川にある福井県が管理する洪水調整、流量調整、水道用水の多目的の重力式コンクリートダム。ダムは坂井市丸岡町上竹田にある龍ヶ鼻ダム右岸にある龍ヶ鼻ダム・永平寺ダム管理事務所で管理されている。堰堤左岸に永平寺ダム監視所がある。
　ダム湖は大佛湖と命名され、最大貯水量は７７０,０００m³、有効貯水量は６３０,０００m³の生活貯水池。堰堤が立派なダムだがダム湖面積は小さく歩いて楽に一周できる。堰堤天端は遊歩道になっていて車の通行はできないが周回道路で堰堤右岸に行く事ができる。また、堰堤直下へも車で行くことができ、直下の耕雲橋を渡ると曹洞宗大本山永平寺の門前に出る。
　非常用洪水吐は自由越流型で水門は無いが下部常用洪水吐が１門ある他、河川維持水の放水路がある。永平寺川は大佛寺山と剣ヶ岳に源を発するがダム湖付近で源流域の様子になっている。ダムを過ぎてから永平寺門前を通り国道３６４号線に沿って流れ九頭竜川に注いでいる。
　国道３６４号線の永平寺参道ＩＣ国道１５８号線(中部縦貫自動車道)に入り上志比ＩＣから国道４１６号線に入ると、えちぜん鉄道山王駅付近にある道の駅永平寺温泉「禅の里」「は日帰り入浴が可能で入浴時間は１０時から２１時までで大人５２０円、小学生２６０円、３歳以上の幼児１１０円。